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・土地・建物(登記)相談:(各区)週1回 13:00〜16:00(司法書士、土地家屋調査士等)
・社会保険・年金相談:(各区)週1回 13:00〜16:00(社会保険労務士)
・相談件数:法律 2,385件、土地・建物(登記)544件、社会保険・年金 78件 計3,007件

 

なお、4月には従来の市民相談の総合窓口が開設されてたが、この場合も場所の確保には苦労がみられ、次にみるように勤労会館での臨時市民相談室業務の開始となっている。

 

市民相談室の再開(於:神戸市勤労会館)
(市民相談室)
・相談内容・日時(面談)13:00〜16:00(交通事故及び一般生活を除く、4月5月の相談日程)
法律 毎日 婦人問題 水・金曜
土地・建物(登記)木曜、第1・3土、日 暴力特別 金曜
社会保険・年金 水・金曜 住宅応急修繕 水曜
税務 月・金曜 交通事故 毎日 9:00〜16:00 土・日 13:00〜16:00
家庭問題 火・木曜 一般生活 毎日 9:00〜16:00 土・日 13:00〜16:00
(区民相談室)
・相談場所:東灘、灘、北、長田、須磨、垂水、西区役所及び兵庫区湊川公園内仮設事務所
・相談内容・時間:13:00〜16:00(面談)〔例示、4月の相談日程〕
東灘区 法律(火・木)、土地・建物(水)、社会保険・年金(金)、税務(金)
灘区 法律(水・金)、土地・建物(火)、社会保険・年金(木)、税務(木)
・相談件数(4月〜7月)
〔市民相談室〕(面接)3,865件、(電話)2,039件
市政 3件 家庭・婦人問題 255件
法律 3,019件 暴力特別 0件
土地・建物(登記) 202件 住宅応急修繕 74件
社会保険・年金 26件 交通事故 154件
税務 162件 (電話) 2,039件
〔区役所〕(面接)5,118件
法律 3,594件
土地・建物(登記) 1,173件
社会保険・年金 139件
(6月末まで)
税務 (6月末まで)212件
・主な相談内容:4月から7月までの間に市民相談室と区役所で受けた面接相談の件数は8,983件で震災前の平均的な件数の約2倍。市民相談室の法律相談では借地・借家に関するものが50%、次いで相続が10%、相隣関係10%の順で多く。土地・建物相談では境界に関するものが約32%で一番多く、これらは建物の倒壊による借地・借家関係や解体撤去後の相隣関係、土地の境界問題などの紛争の多発を反映したものとなっている。

 

神戸市では、上記「市民相談」を中心とする相談活動に加え、次にみるように震災関連の消費者相談や被災者の心の電話相談等が大きな被害を免れた「神戸市生活学習センター」内に臨時相談所等を設け相談活動が行なわれている。

 

消費生活相談:生活学習センター内 1月25日から臨時消費生活相談所を開設
・相談件数(1月25日〜3月末)2,204件(うち震災関連1,761件)
・相談のうち最も多かったのは屋根工事に関するもの 488件で、「工事契約をしたが高額なので解除したい」「工事費が高過ぎるのではないか」等が大半を占め、また、復旧が進につれ増改築工事壁・トイレ・水道等の工事に関する相談が多くなったと報告されている。

 

 

 

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